数分前にAmazon Web Serviceから嬉しい告知が来た。
ついに東京地域でのWeb Service事業を開始するとのこと。米国西海岸/東海岸、ヨーロッパ、東南アジア(シンガポール)に次ぐ拠点が日本に出来たことで、AWSは遠くてもレスポンスタイムが。。。という懸念を持っていた人たちにも障壁が下がったのではないだろうか。

Amazon Web ServiceのWebサイトによると日本語での有償/無償のサポートが行われ、
数ヶ月以内には日本円での支払いも可能になるとのこと。
これらの要素も、AWSの利用について慎重であった個人利用者のAWS利用増加に拍車をかけることになるのではないかと思う。

Amazonからの告知文を以下に転載する。
今後の利用者の動向が楽しみである。

AWSの新しい アジアパシフィック東京リージョンが利用可能になりました!

日本でビジネスを行う企業様、また日本の顧客をもつグローバル企業の皆様は、本日より東京リージョンを使う事で、レイテンシーが低く、国内にデータ 保管ができる環境でアプリケーションの提供や作業が可能となります。そして自社インフラの運用、管理といった煩雑な作業から解放されます。ほとんどの場合 において日本のお客様は数ミリ秒という低いレイテンシーで新しい東京リージョンをご利用いただけます。 東京リージョンはシンガポールに次ぐアジアパシフィックでは2番目、全世界では5番目のAWSのクラウドの拠点となります。

また、AWSのベーシックおよびプレミアムサポートも日本語でご利用いただけるようになりました。AWSプレミアムサポートのお客様は、24時間 x365日体制でAWSに習熟したスタッフによる、個々に対応可能で迅速なレスポンスを持つサービスを日本語で受ける事ができます。AWSプレミアムサ ポートは問い合わせ回数に制限なく、月々のお支払いでご利用いただく事ができ、長期間の契約は不要です。

更に、数か月のうちには、日本円でのお支払いが可能になるオプションを提供予定です。

新しい東京リージョンでは現在次のサービスがご利用いただけます。 -- Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)、Amazon SimpleDB、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)、 Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS)、Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)、Amazon CloudWatch、AWS CloudFormation、 Amazon Route 53、および Amazon CloudFront。

東京リージョンの価格は http://aws.amazon.com/products/ または http://aws.amazon.com/jp/products/ (日本語)でご確認いただけます。

新しいAWS東京リージョンをぜひご利用ください!



ちなみに三井物産やリクルートなど一部企業は「アーリー顧客」として既に東京リージョンのデータセンターを利用していたらしい。そのような契約が可能であったことのほうが私には驚きと言える。

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